
1/25 再造林事業詳細~連載記事①~
|Posted:2013/01/25 07:33|Category : 森林整備について|
おまたせしました。。
今日は森林整備事業の連載記事です。今日からタイトルに番号をふってみましたw
「伊万里木材市場の森林整備は再造林をしています。」とは前回の記事でお話ししましたが、具体的なことを話したいと思います。
まず、うちの事業ではスタート地点に皆伐施業があります。
(皆伐施業には賛否両論ありそうですが、その話をしだすと長くなるので又別の機会に…)
立ち木を見積もりし、購入させて頂く。
その契約時に、再造林についても協定あるいわ契約を結び事業を開始させます。
弊社の事業を行う事業体の皆様には、基本的に皆伐+再造林をセットで請け負って頂いています。
皆伐の時に 再造林の事を考えながら作業して頂く為です。
現在の伐採はほとんどが機械を用いた作業です。
伐採が終了した時点で、さぁ人力での地ごしらえ(植林の準備の為に枝条葉を整理し棚積みすること)なんて無理な話。
機械でできるところは機械で地ごしらえ。
伐採が終わり機械を撤収する時点で ほとんど植林準備は出来あがっています。
それから 周囲測量し 苗・鹿ネットの数量を正確に測定。
発注、納品を経て 鹿ネットの設置。
苗搬入 + 苗検査 ( ←苗の品質は数十年の森林のすべてに関わってきます超重要)
・・・・・超重要って変換しようとしたら 鳥獣用ってでてきた

そして 植林 + 検査
もちろん造林補助金を受け取っていますので、県からの検査も受けるのですが社内の検査も厳しいです
そして その後は 夏場の下刈
という流れになります。
いたってシンプルな施業です。
森林整備事業地は 森林所有者さまの土地です。
新たに再造林した立木への分収権も設定していません。
資源を更新し、未来の木材資源をつくりだすための橋渡しの事業です。
では長文失礼しました。
連載②につづきます!
